前のトスカード情報のまま判断すると、ちょっとズレます。今はVer2.0だけ発行中。年会費アップだけ見てスルーする前に、変わった点を先に押さえておきましょう。
01 年会費が5,000ウォン上がっても、Ver2.0が気になる理由
年会費が1万ウォンから1万5,000ウォンに上がった。ここだけ見ると、正直ちょっと身構えますよね。
でも、今回のトス信用カードは値上げだけの話ではないんです。
今、発行できるのはトスハナカード Ver2.0の1種類だけだ。旧版は4月で発行終了。つまり、迷う相手が少ないぶん、見るべきポイントも絞りやすいんですよ。海外2%還元、海外ATM手数料優待、そしてVISA版のバレットパーキング。この3本柱でカードの性格がかなりはっきりした。
私がこの設計で面白いと感じたのは、値上げの理由が単純な改悪ではない点です。空港や国内ホテルのバレットパーキングが足されたので、海外に年2回行く人と、ソウルや釜山で車移動が多い人では受け取り方が変わる。つまり全員向けではないが、刺さる人には前より明快なんですね。
このカードは「誰にでも得」ではない。だからこそ、自分の生活に合えば判断しやすい。

ここで本題です。得する人と、そうでもない人。その境目は海外利用と日常決済のクセにあります。
02 このカードの芯は3つある。海外2%、ATM優待、季節で変わる追加特典
まず押さえたいのは、特典が基本特典と追加特典に分かれている点だ。ここを曖昧に読むと、期待値を見誤ります。基本特典は前月実績なし。追加特典とVISAプラチナ系は前月30万ウォン以上が条件です。
基本特典は2つ。1つ目が海外オン・オフライン決済2%還元で、月最大1万ポイントまで。2つ目が海外ATM引き出し手数料のうち1回3ドル分が免除。ただし、国際ブランド手数料の1.1%や現地ATM手数料は別でかかる。ここ、見落としやすいんですよ。
- 海外決済2%還元:前月条件なし
- 月上限:1万ポイント
- 海外ATM優待:1回3ドル免除
- 条件:決済口座がハナ銀行口座である必要あり
面白いのは追加特典の仕組みだ。6か月前後で内容が入れ替わるシーズン制なので、次の特典を先読みしにくい。普通のカードは「何年も同じ顔」で勝負しますよね。でもこのカードは違う。どう言えばいいかな、定番メニューより“季節限定”で客を呼ぶカフェに近いんです。

このシーズン制、便利にも見えるし不安にも見える。その評価が分かれる理由を次で整理します。
03 配達の民族とクーパンペイ5%は強い。ただし“使い方”で差がつく
2024年末基準の追加特典は、かなり生活寄りだ。国内オフライン0.5%還元は上限なし。主役はやはり配達の民族とクーパンペイ5%還元で、合算の月上限は1万5,000ポイントです。逆算すると、月30万ウォンまで5%の恩恵をきれいに取り切れる計算になる。
知り合いの30代会社員2人を想像するとわかりやすい。ソウル麻浦区で一人暮らしのAさんは、平日5回の夜食と日用品の定期購入で月22万ウォン。かなり相性がいい。反対に、Bさんは外食中心でクーパン利用が月5万ウォンほど。年会費1万5,000ウォンを回収するスピードはAさんよりずっと遅い。カードの実力より、生活動線との噛み合いが勝負なんです。
実績計算も意外とクセがある。国税・地方税、公共料金、授業料、マンション管理費、無利子分割、商品券購入、プリペイドチャージは前月30万ウォンの判定から外れる。給料日のあとに税金や管理費で30万ウォンを超えたつもりでも、条件未達になる人はここでつまずきます。
還元率5%より大事なのは、対象決済を自分が毎月どれだけ踏めるかだ。

では、VISA版だけの特典はどう見るべきか。ここがVer2.0の評価を分ける最後の論点です。
04 VISA版のバレットパーキングは“おまけ”ではない。使う人には年会費差を埋める
Ver2.0で増えたVISAプラチナ特典は、仁川空港と国内主要ホテルのバレットパーキングだ。前月30万ウォン以上で、空港は第1・第2ターミナル対象、ホテルとあわせて月3回使える。駐車料金そのものは別精算ですが、車で動く人には地味に効きます。
ここ、旅行好きだけの話ではありません。たとえば京畿道から仁川空港へ家族を送る人、ソウル市内のホテルで会食や宴席がある人。月1回でもバレットの待ち時間と手間を減らせるなら、体感価値は数字以上です。私も空港系特典を見るとき、還元額だけでなく移動のストレスが何分減るかで考えるようにしています。これ、意外と外しません。
- 仁川空港バレットパーキング:月3回
- 国内主要ホテルバレットパーキング:月3回の範囲で利用
- 利用条件:前月30万ウォン以上
- 駐車料金:本人負担

ただ、全員がVISA版一択かというと、そこは違う。最後に、どんな人が選ぶべきかをかなり具体的に切り分けます。
05 結局、誰が持つと得か。3タイプに分けると見誤らない
結論を急ぐなら、向いているのは3タイプです。1つ目は、年2回以上海外に行き、現地決済を月5万〜10万ウォン以上使う人。2つ目は、配達の民族とクーパンペイを毎月合計15万〜30万ウォン使う人。3つ目は、仁川空港やホテルのバレットを月1回でも使う人だ。このどれかに入るなら、Ver2.0は検討に値しますよ。
逆に、海外利用がほぼなく、配達アプリも月3万ウォン未満なら、正直そこまで強くない。年会費1万5,000ウォンを回収するまで時間がかかるからです。しかも追加特典はシーズン制。次の特典が自分向きとは限らない。ここを“遊び”として楽しめるかどうかで満足度が変わるんですね。
ちょっと整理すると、固定の高還元カードではなく、海外2%を土台に、生活特典が季節で乗るカードだと考えると腹落ちしやすい。ポイントも1ポイント=1ウォンで、トスポイントは有効期限5年。しかもカード会員は自分の口座へ手数料なしで出金できる。この現金化しやすさは、意外と使い勝手に効きます。
海外決済に強いカードの選び方を詳しく
失効しにくいポイントの使い分けガイド
今すぐやることは3つです。
- 直近3か月の配達の民族とクーパン利用額を合計する。
- 今年12か月で海外決済か海外旅行が何回あったか数える。
- 発行するならVISA版を候補に入れ、ハナ銀行口座の有無も確認する。
この3分の棚卸しで、合うか合わないかはほぼ決まる。カード選びって、派手な特典より自分の生活ログのほうが正直なんですよ。